2014年12月2日に、Yahoo!からiOS用の無料キーボード「Yahoo!キーボード」がリリースされました。
早速使ってみたところ、今までキーボード操作で面倒だった細かいところがかなり使いやすくなったので標準キーボードから乗り換えました!設定方法と使い方をご紹介します。
Yahoo!キーボードとは
Yahoo!よりリリースされたiOS用のサードパーティ製キーボードです。iOS標準キーボードよりもちょっとしたところの使いやすさが考慮されており、かゆいところに手が届く感じのキーボードです。
公式サイト:Yahoo!キーボード – 自分らしさを表現しよう
特徴としては以下のような機能があります
- 左右フリックでの日本語・英語キーボード切り替え
- 左右矢印ボタンでの細かいカーソル位置移動
- 上下フリックで英字の大文字小文字切り替え
- テーマやカメラロールの写真を使っての着せ替え
アプリはAppStoreから無料でダウンロードできます。
iOSの設定でYahoo!キーボードを使用可能にする(サードパーティ製キーボードの有効化)
Yahoo!キーボードなどのiOS用サードパーティ製キーボードはアプリをインストールしただけでは使うことができません。そのためはじめにiOSの設定アプリからYahoo!キーボードを使用可能にする設定を行います。
「設定」アプリの「一般」を選択します。
「キーボード」を選択します。
さらに「キーボード」を選択します。
「新しいキーボードを追加…」を選択します。
他社製キーボードの欄にある「キーボード」を選択します。
「Yahoo!キーボード - キーボード」が自動的に追加されます。
その後、メールなどでキーボードを使う状態にして、「地球儀マーク」を長押しして「Yahoo!キーボード - キーボード」を選択するとようやくYahoo!キーボードが使えるようになります!
Yahoo!キーボードのきせかえ機能・ユーザー辞書を使用したい場合
「Yahoo!キーボード - キーボード」を選択し、「フルアクセスを許可」を選択します。
「フルアクセスを許可」を選択すると、キーボードの入力内容がアプリの開発元に転送される旨の確認が出ます。
アプリでは「入力した文字が外部に送信されることは無い」と明記されていますが、どうしても不安であれば着せ替え機能は使えなくなりますが「許可しない」にしておくのも良いと思います。
Yahoo!キーボードがiOS標準キーボードよりも使いやすい点
基本的なキー入力はiOS標準のキーボードと同じですが、Yahoo!キーボードならではの使いやすい点がいくつかありました。一度使うと標準キーボードには戻れません。
左右にフリックで日本語テンキー・ローマ字キーボードの入力方式を切り替えできる
日本語テンキーの状態では左右各4個のキーの上で、ローマ字キーボードの状態ではキーボードの任意の場所を左右にフリックすることでキーボードの入力方法を切り替えることができます。
文字入力を切り替えるために「地球儀ボタン」をタップする必要が無くとても便利です。
左右の矢印ボタンでカーソルを移動できる
日本語テンキーの状態、ローマ字キーボードどちらの状態でも右・左の矢印ボタンでカーソル位置を移動することができます。
標準キーボードではカーソル位置を少し変えたい時でもカーソルそのものの位置をタップする必要がありなかなか意図した位置に合わないことがありましたが、一文字ずつ細かくカーソル位置を移動できとても便利です。
英語キーは上下フリックで大文字・小文字を切り替えできる
英語キーボードのときは上下にフリックすることで大文字・小文字を瞬時に切り替えることができます。
大文字を打ちたいときにわざわざシフトキーを押す必要がなくとても便利です。
テーマやカメラロールの写真を使ってキーボードを着せ替えできる
フルアクセスを許可しているとあらかじめ用意されたテーマやカメラロールの写真で、キーボードを着せ替えすることができます。
明るい色や写真だとごちゃごちゃして見づらくなってしまうものもありましたが、個人的に見やすいと思ったのは「いろいろ」の「See All」から選択できる「メンズ(紫)」です。
おわりに
iOS8から追加された他社製キーボード機能ははじめて使ってみましたが、細かいところまで使いやすくなるよう配慮されていると感じました。
あわないと思ったらやめれば良いので、新機能はガンガン試していきたいと思いました。